わ‐し【和紙】
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ...
ワッシャー‐かこう【ワッシャー加工】
初めから洗いっぱなしのようなしわを出す加工のこと。麻の自然なしわを綿やレーヨンなどで表現するためや、しわを強調した効果を出すために用いる。
ワットマン‐し【ワットマン紙】
純白の厚地の水彩画用紙。1760年に英国のワットマン(J.Whatman)が麻のぼろ布から漉(す)き始めたもの。
わ‐とじ【和綴じ】
印刷した和紙を二つ折りにし、1冊にまとめて右側を糸でとじる製本様式。また、その書物。大和綴じ・四つ目綴じ(明朝綴じ)・麻の葉綴じなどがある。
藁(わら)が◦出(で)る
隠していた欠点が現れる。ぼろが出る。「しかるをさえぎって言へば言ふほど—◦出て見苦しし」〈浄・当麻中将姫〉