いわ‐べんけい【岩弁慶】
ベンケイソウ科の多年草。本州中部から北の高山や北海道の海岸に自生。高さ約30センチ。葉は白みがかり、多肉で、多数重なり合ってつく。雌雄異株。夏、黄色い小花が群がって開く。いわきりんそう。
インディアン‐イエロー【Indian yellow】
1 黄橙色(きだいだいいろ)の染料。中国・インドなどで壁の色付けに用いる。 2 黄色の建染(たてぞ)め染料。絹・羊毛・皮革などの浸し染めに用いる。 3 主として水彩画に用いる濃い黄色の絵の具。古...
インド‐き【インド黄】
濃黄色の絵の具用顔料。古くはインドでマンゴーの葉を食べさせた牛の尿から抽出したが、現在は合成する。
ういきょう‐ゆ【茴香油】
ウイキョウの果汁を蒸留してとる芳香油。無色または淡黄色で、主成分はアネトール。味は最初甘く、のちにやや苦く感じられる。香料や医薬品の原料。フェンネル油。
う‐こん【鬱金】
1 ショウガ科の多年草。高さ約50センチ。根茎は黄色で多肉。バショウに似た長い葉を4、5枚出す。秋、大きな穂を出し、緑白色の葉と数個の淡黄色の花とをつける。熱帯アジアの原産。根茎を黄色染料やカレ...
うこん‐いろ【鬱金色】
ウコンの根茎で染めた濃い黄色。また、そのような鮮黄色。
うこん‐こ【鬱金粉】
ウコンの根茎を乾燥し粉末にした黄色染料。
うこん‐にんぎょう【右近人形】
木または紙で作り、黄色の袱紗(ふくさ)をかぶった人形。江戸初期の女形、右近源左衛門の舞台姿に似せたもの。
うさぎ‐ぎく【兎菊】
キク科の多年草。本州中部以北の高山に生え、高さ約30センチ。茎や葉に毛がある。葉は長楕円形で対生。夏、黄色い大きな頭状花を1個開く。きんぐるま。
うじ【蛆】
ハエやアブの幼虫。体は小さな円筒状で、頭や脚ははっきりせず、白または黄色で毛がない。動物の死体や便などに発生する。キンバエ類などは「さし」とよばれ、釣りの餌にする。うじむし。「—がわく」《季 夏》