きりょく‐がん【輝緑岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状(はんじょう)の黒色の緻密(ちみつ)な岩石。斜長石・輝石を主とし、斑晶(はんしょう)と石基とがはっきりしないものも多い。粗粒玄武岩。
きんくろ‐はじろ【金黒羽白】
カモ科の鳥。全長は雄が44センチ、雌が38センチくらい。雄は腹が白いほかは全体に黒色で、頭に冠羽がある。雌は腹が白く、上体は茶色。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥として湖や川・海湾に渡来。《...
きん‐ぱら【金腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。頭から胸までは黒色のほかは粟色。東南アジアの原産。飼い鳥。
ぎふ‐ちょう【岐阜蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5〜6センチ。翅は淡黄色の地に黒色の太い縞模様が並ぶ。後ろ翅には赤・橙・青色の斑紋がある。早春に出現し、飛び方は弱々しい。幼虫の食草はカンアオイ。本州のみ...
ぎん‐ぎつね【銀狐】
キツネの一亜種。カナダ・アラスカなどに多く、黒色の毛に白い差し毛が混生するため銀色に見える。毛皮が珍重される。シルバーフォックス。ぎんこ。《季 冬》
ぎん‐ぱら【銀腹】
カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。くちばしが太く、頭から胸まで黒色、腹は白、背面は茶色。インドの原産。飼い鳥。
くきら【拘耆羅/拘枳羅/倶伎羅】
《(梵)kokilaの音写。好声鳥と訳す》インドからオーストラリアにかけて分布する鳥、オニカッコウのこと。全長約40センチ、全身黒色。鳴き声が美しい。くしら。
くじゃく‐ちょう【孔雀蝶】
鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約5.5センチ、翅の表面はえび茶色で円紋があり、裏面は黒い。幼虫は黒色で、食草はイラクサ。本州中部以北にみられる。《季 春》
くす‐の‐き【樟/楠】
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生し、高さ約20メートルにもなり、長命。葉は卵形で表面につやがある。5月ごろ、黄白色の小花を密生し、実は熟すと黒色。全体に香りがあり、樟脳(しょうのう)をとる。クス...
くま‐げら【熊啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長46センチくらい。全身黒色で、雄は頭上、雌は後頭だけが赤い。ユーラシアに分布し、日本では北海道・本州北部にすむ。天然記念物。