おうどう‐こう【黄銅鉱】
銅・鉄・硫黄からなる鉱物。黄鉄鉱に似るが、条痕(じょうこん)色は緑黒色で軟らかい。正方晶系。銅の鉱石として重要。カルコパイライト。キャルコパイライト。チャルコパイライト。
おう‐ねつ【黄熱】
アフリカや中南米の熱帯地域にみられる悪性の感染症。黄熱ウイルスによって起こり、蚊が媒介する。高熱・筋肉痛や出血・黄疸などがみられ、血液のまじった黒色のものを嘔吐(おうと)する。発病後5〜10日で...
おお‐じゅりん【大寿林】
ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。背面が褐色のまだらで、頭部は赤褐色。夏羽の雄は黒色。ユーラシアの温帯以北に広く分布。日本では夏季に北海道で繁殖し、冬季は本州以南に移動。
おおすみ‐せき【大隅石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある青色または黒色の板状の結晶。六方晶系。流紋岩やデーサイトの空隙などに産する。鹿児島県で発見され、昭和28年(1953)に都城(みやしろ)秋穂が新鉱物として報告し...
おお‐はくちょう【大白鳥/大鵠】
カモ科の鳥。全長約1.4メートル。全身白色で、くちばしの黄色い部分はコハクチョウより大きい。脚は黒色。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来。青森県東津軽郡小湊(こみなと)の渡来地では特...
おお‐はし【大嘴/巨嘴鳥】
キツツキ目オオハシ科の鳥の総称。熱帯アメリカの特産で、全長30〜60センチ。体に比べてくちばしは巨大で、鮮やかな色をしている。オオオオハシは全体に黒色で顔から胸が白く、くちばしは橙(だいだい)色...
おお‐ばん【大鷭】
クイナ科の鳥。全長38センチくらい。アシなどの茂った水辺にみられ、全身黒色でバンに似るが、額からくちばしは白色。足指にひれがあり、頭を前後に振りながら泳ぐ。ユーラシア・オーストラリア・北アフリカ...
おお‐るり【大瑠璃】
ヒタキ科オオルリ属の鳥。全長17センチくらい。雄は背面が瑠璃色でのどから胸が黒色。雌は全体に褐色。日本へは夏鳥として渡来、渓流近くで繁殖し、冬季は東南アジアへ渡る。高い木の上で朗らかにさえずる。...
おかち‐いし【雄勝石】
宮城県石巻市雄勝(おがつ)地区から産出する黒色粘板岩。石碑・瓦・硯石(すずりいし)などにする。玄昌石(げんしょうせき)。
おかやま‐じょう【岡山城】
岡山市にある旧岡山藩の城。天正元年(1573)から宇喜多直家・秀家の2代にわたり築城。慶長8年(1603)以後は池田氏の居城となる。天守閣が黒色なので烏城(うじょう)とよばれた。月見櫓(やぐら)...