こくたい‐ふくしゃ【黒体輻射】
⇒黒体放射
こくたい‐ほうしゃ【黒体放射】
一定の温度に保たれ熱平衡状態にある黒体が発する放射。十分に厚く外部からの放射を通さない壁で囲まれた空洞にごく小さな穴を開け、その内部から放出される熱放射を空洞放射といい、黒体放射とみなすことがで...
こく‐たん【黒檀】
1 カキノキ科の常緑高木。葉は楕円形。雄花は短い柄に群生し、雌花は葉の付け根に単生する。東南アジアの原産で、材は黒色で堅く光沢があり、家具などに珍重される。烏木(うぼく)。烏文木。 2 1の木材...
こく‐たん【黒炭】
⇒瀝青炭(れきせいたん)
こくたんじゅう‐しつ【黒胆汁質】
ヒポクラテスの体液説によって分類した四気質類型の一。心配性で陰気な気質。憂鬱(ゆううつ)質。→多血質 →胆汁質 →粘液質
こくだつじりゃく【黒韃事略】
中国の雑書。1巻。宋の彭大雅(ほうたいが)・徐霆(じょてい)の撰。1237年成立。モンゴル帝国創成期の事情・制度・風俗などを記す。
こくちょう【黒潮】
徳冨蘆花の小説。明治36年(1903)刊。藩閥政治に反抗する旧幕臣を主人公に、当時の上流社会の腐敗と堕落とを描く。未完。
こく‐ちょう【黒鳥】
カモ科の鳥。全長約1.2メートル。体形はハクチョウに似るが、全身黒色で、くちばしは紅色。オーストラリアの原産。《季 冬》 [補説]書名別項。→黒鳥
こくちょう【黒鳥】
安西篤子の小説。平成5年(1993)刊。
こくちょうのささやき【黒鳥の囁き】
中井英夫の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は昭和49年(1974)刊行で、ほかに「空き瓶ブルース」「死者の誘(いざな)い」などの作品を収める。