くろき‐の‐ごしょ【黒木の御所】
皮つきの丸太で造った粗末な宮殿。天皇の仮御所。「—を作りて皇居とす」〈太平記・四〉
くろき‐の‐とりい【黒木の鳥居】
皮つきの丸太で造った鳥居。最も古い形式で、2本の柱と笠木および貫(ぬき)からなる。黒木鳥居。
くろき‐の‐や【黒木の屋】
黒木造りの粗末な建物。「山中に—を造りておはしけるを」〈十訓抄・一〉
くろ‐キャベツ【黒キャベツ】
カーボロネロの別名。
くろ‐ぎぬ【黒衣】
1 黒色の衣服。律令制では、家人・奴婢(ぬひ)の衣とされる。くろききぬ。「軍(いくさ)こぞりて悉(ふつく)に—を被(かうむ)りて」〈崇峻紀〉 2 喪服。ふじごろも。くろききぬ。
くろ‐くま【黒熊】
毛色の黒いクマ。日本のツキノワグマのこと。《季 冬》
くろ‐くも【黒雲】
1 黒色の雲。こくうん。 2 物事を妨げる不吉なもの。暗雲。「前途をおおう—」
くろ‐くりげ【黒栗毛】
馬の毛色の名。黒みを帯びた栗毛。
くろ‐くわ【黒鍬】
1 戦国時代、築城・開墾・道普請などに従事した者。黒鍬者。 2 江戸時代、江戸城内の城番・作事・防火・掃除などに従事した者。 3 江戸時代、主として川普請や新田開発などの工事に従事した者。 4 ...
くろ‐ぐ【黒具】
「黒衣(くろご)1」に同じ。