げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上は冠、地下(じげ)では冠の代わりに烏帽子(...
げんま‐ざい【減摩材】
機械の接触部分の摩擦をへらし、過熱したりすりへったりするのを防ぐ物質。機械油・グリース・黒鉛粉など。
げん‐ゆ【原油】
油井(ゆせい)から採掘されたままの精製していない石油。通常は黒色の悪臭ある液体。
げん‐ろう【元老】
1 官位・年齢が高く、声望のある功臣。 2 ある分野で長い間その仕事に携わり、功労のあった人。「経済界の—」 3 明治後期から昭和前期にかけて、憲法規定外の存在ではあったが、政務の決定や後継首相...
げんろく‐だい【元禄鯛】
チョウチョウウオ科の海水魚。全長約15センチ。体は左右に平たく、ほぼ円形で吻(ふん)が突き出る。体側に幅広い褐色の横帯が2本あり、背びれの後部に大きな黒点がある。南日本から熱帯にかけて岩礁・珊瑚...
こ‐あかげら【小赤啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長約15センチ。全体が黒と白のまだらで、雄の頭頂は赤い。日本では北海道に分布。
こ‐いわしくじら【小鰯鯨】
ナガスクジラ科の哺乳類。ヒゲクジラ類では小さいほうで、全長約8メートル。背側が黒く、腹側が白い。広く世界の海洋に分布する。ミンクくじら。
こうあん‐れい【興安嶺】
中国、東北地方の山脈。黒竜江上流から南西にのびる大興安嶺と、南東にのびる小興安嶺とに分かれる。シンアンリン。
こうおんガス‐ろ【高温ガス炉】
減速材に黒鉛、冷却材にヘリウム、燃料被覆材にセラミックスを用い、セ氏700〜1000度の高温で運転する第四世代原子炉。高効率で発電できるほか、水を熱化学的に分解し、二酸化炭素を出さずに水素を製造...
こうか‐あぶ【後架虻】
ミズアブ科の昆虫。体が細く黒色で、腹に白紋がある。便所やごみ箱付近に普通に見られ、幼虫は汚物を食する。便所蜂。《季 春》