しし【肉/宍】
1 人のからだの肉。「身(せい)は短(ひく)き方にて、—肥満(こえ)たり」〈柳浪・黒蜥蜴〉 2 猪(いのしし)・鹿(しか)などの食用肉。「猪(ゐ)の—、鹿(か)の—はしらず」〈平家・一一〉
ししお‐ざる【獅子尾猿】
オナガザル科の哺乳類。ニホンザルに近縁。全身黒色で顔の周囲に灰色のたてがみ状の長毛があり、尾の先端に房毛がある。インドの森林にすむ。
ししょうか‐かく【視床下核】
大脳基底核を構成する神経核の一つ。淡蒼球外節から抑制性の出力を受け、淡蒼球外節および淡蒼球内節・黒質網様部へ興奮性の出力を行う。
しじ【榻】
牛車(ぎっしゃ)から牛を外したとき、車の轅(ながえ)の軛(くびき)を支え、乗り降りに際しては踏み台とする台。形は机に似て、鷺足(さぎあし)をつけ、黒漆塗りにして金具を施す。
しじみ【蜆】
シジミ科の二枚貝の総称。貝殻は三角形で、殻表は多くは黒色で輪脈がある。淡水にすむマシジミ、海水のまじる河口近くにすむヤマトシジミ、琵琶湖水系にすむセタシジミなどがある。食用。《季 春》「すり鉢に...
しじゅう‐から【四十雀】
スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長約15センチ。頭が黒く、ほおが白い。背は暗緑色で、白い腹に黒い太線がある。平地・山地の林にみられ、都会の公園にもすむ。《季 夏》「老の名の有りとも知らで—/芭蕉」
しじら‐かんとう【縬間道】
名物切れの一。布面にしじらのある、白地に黒茶や紺などの細かい格子縞のもの。中国の広東(カントン)から積み出された。縬広東。
しせるキリスト【死せるキリスト】
《原題、(イタリア)Cristo morto》マンテーニャの絵画。カンバスにテンペラ。縦68センチ、横81センチ。磔刑(たっけい)に処され、十字架から降ろされて横たわるキリストの遺体を、足元の...
しぜん‐ぎん【自然銀】
天然に単体の状態で産する銀。金属光沢のある銀白色の結晶。普通は灰色や黒色を呈している。
し‐そ【緇素】
《「緇」は黒、「素」は白の意》僧と俗人。僧俗。