おうどう‐こう【黄銅鉱】
銅・鉄・硫黄からなる鉱物。黄鉄鉱に似るが、条痕(じょうこん)色は緑黒色で軟らかい。正方晶系。銅の鉱石として重要。カルコパイライト。キャルコパイライト。チャルコパイライト。
おう‐ねつ【黄熱】
アフリカや中南米の熱帯地域にみられる悪性の感染症。黄熱ウイルスによって起こり、蚊が媒介する。高熱・筋肉痛や出血・黄疸などがみられ、血液のまじった黒色のものを嘔吐(おうと)する。発病後5〜10日で...
おうみ‐ぎゅう【近江牛】
滋賀県内で飼育された黒毛和牛で、一定の基準に適合したもの。銘柄牛の一。松阪牛などと並んで日本三大和牛に数えられる。おうみうし。
おう‐りゅう【横流】
[名](スル)あふれ流れること。勝手な方向に流れ出ること。「液体は、いたずらに女の顔を…うす黒く—するだけで」〈芥川・偸盗〉
おお‐あかげら【大赤啄木鳥】
キツツキ科の鳥。アカゲラより大形で、羽色は似るが、背が黒く腰が白い。日本では北海道から奄美大島までの森林にすむ。
おお‐あたま【大頭】
1 大きな頭。また、頭の大きな人。 2 主だった人々。かしら分。「—連中にも、賭博(ばくち)をやる、国家の機密を握って相場をやる」〈蘆花・黒潮〉 3 金持ち。「向うは—ですから」〈漱石・吾輩は猫...
おお‐ありくい【大蟻食】
アリクイ科の一種。南アメリカに分布し、体長1〜1.2メートル、尾長65〜90センチ。体色は黒灰色。尾に長い総(ふさ)状の粗毛がある。長い舌でシロアリなどを食べる。
おお‐うなぎ【大鰻】
ウナギ科の魚。全長約2メートルにもなる。熱帯性で、日本では黒潮の影響のある地方に生息し、利根川が北限。
おお‐がしら【大頭】
1 旗ざおの先に飾る、黒毛の牛馬の尾や墨染めの苧(お)を束ねて垂らしたもの。即位・禊(みそぎ)などの儀式に使用。おにがしら。大纛(たいとう)。 2 ある集団の全体を統率する長。→小頭(こがしら)...
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...