あか‐えぼし【赤烏帽子】
赤色の烏帽子。烏帽子はふつう黒塗りであるところから、変わったものを好むことのたとえ。「亭主の好きな—」
あか‐がい【赤貝】
1 フネガイ科の二枚貝。内湾の泥底にすむ。貝殻は厚く膨らみ、殻長12センチくらい。殻表には42本ほどの放射肋(ほうしゃろく)があり、黒褐色の毛状の殻皮で覆われる。肉は赤く、すし種などにする。きさ...
あか‐がしら【赤頭】
1 能楽や歌舞伎で使うかつらの一。赤毛で長く、獅子(しし)・猩々(しょうじょう)などに使う。→黒頭(くろがしら) →白頭(しろがしら) 2 赤茶けた頭髪。「—の子どもを」〈浮・男色大鑑・八〉 3...
あかがしら‐からすばと【赤頭烏鳩】
ハト科の鳥。全長約40センチ。全身黒色で緑色の光沢があり、頭部は赤褐色。小笠原諸島にのみ分布するが、しだいに数が減り絶滅に瀕(ひん)している。天然記念物。
あかがね‐いろ【銅色】
銅のように、赤黒くつやのある色。赤銅色(しゃくどういろ)。「—に焼けた肌」
あか‐ぎ【赤木】
1 皮をはぎ取ったままの木。→黒木 2 材が赤い木。梅・紫檀(したん)・蘇芳(すおう)・花梨(かりん)など。 3 コミカンソウ科の常緑高木。熱帯に多く、高さは20メートル以上になる。葉は3枚の小...
あかぎ‐やま【赤城山】
群馬県中東部にある二重式火山。最高峰は外輪山の黒檜山(くろびやま)で標高1828メートル。中央火口丘の地蔵岳がある。妙義山・榛名山とともに上毛(じょうもう)三山の一。あかぎさん。
あか‐ぐろ・い【赤黒い】
[形][文]あかぐろ・し[ク]赤みを帯びた黒色である。「日に焼けた—・い肌」
あか‐げら【赤啄木鳥】
キツツキ科の鳥。全長24センチくらいで、黒・白・赤の配色をしている。北海道・本州・対馬(つしま)の森林にすむ。《季 秋》「—はほむらのごとく幹めぐる/敦」
あか‐こっこ【赤こっこ】
ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長23センチくらい。頭部は黒く、胸とわきは栗色。伊豆七島の特産種。天然記念物。