かげ‐むしゃ【影武者/陰武者】
1 敵の目を欺くために、大将などと同じ服装をさせた身代わりの武者。 2 陰にあって、表面にいる人の働きを助ける人。または、表面の人を操る人。黒幕。 [補説]作品名別項。→影武者
かげむしゃ【影武者】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和55年(1980)公開。武田信玄の影武者となった男の数奇な運命を描く。出演、仲代達矢、山崎努、萩原健一ほか。カンヌ国際映画祭パルムドール、セザール賞最優秀外...
かこう‐がん【花崗岩】
深成岩の一。粗粒で、粒のそろった岩石。主に石英・カリ長石・斜長石・黒雲母(くろうんも)からなり、角閃石(かくせんせき)や白雲母を含むこともある。色は白や淡灰色、淡紅色が多く、堅牢(けんろう)で磨...
かこう‐せんりょくがん【花崗閃緑岩】
深成岩の一。花崗岩に似るが、黒雲母(くろうんも)や角閃石(かくせんせき)をやや多く含み、石英閃緑岩との中間の組成をもつ。日本で花崗岩とよばれるものにはこれが多い。
かご‐の‐き【鹿子の木】
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生。樹皮は灰黒色で、円形にはがれた跡が白くなり、鹿の子模様になる。葉は先のとがった長楕円形で、裏面は灰白色。雌雄異株。夏、黄色の小花をつけ、実は翌年の夏に赤く熟す。...
かささぎ【鵲】
カラス科の鳥。全長約45センチ。尾が長く、肩と腹が白く、ほかは緑色光沢のある黒色。雑食性。ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布。日本では佐賀平野を中心に九州北西部にだけみられ、人里近くにすむ。天...
かざり‐ずみ【飾り炭】
1 正月に、松飾りに炭を結びつけて飾ること。また、その炭。黒が邪気を払う色とされるからとも、読みを「住み」に通じさせて永住を祝う意からともいう。《季 新年》 2 茶道で、新年の床飾りに用いる炭。...
かざん‐ガラス【火山ガラス】
マグマが急激に冷却され、非晶質のままガラス状に固化したもの。流紋岩質で黒色または暗色のものは黒曜石として知られる。
カシス【(フランス)cassis】
スグリ類の一種、クロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。
かしま‐なだ【鹿島灘】
茨城県の大洗岬から千葉県の犬吠埼(いぬぼうさき)に至る沖合の海域。夏は黒潮、冬は親潮が流れ、好漁場。