きく‐とうだい【菊灯台】
台座が菊の花の形をした灯明台(とうみょうだい)。朱塗り・黒塗り・白木(しらき)などがある。
き‐こうじきん【黄麹菌】
黄色や黄緑色の胞子をつくる麹菌の総称。清酒・味噌(みそ)・醤油(しょうゆ)などの製造に古くから用いられる。→黒麹菌 →白麹菌
き‐コバルトこう【輝コバルト鉱】
コバルト・砒素(ひそ)・硫黄からなる鉱物。金属光沢のある銀白色で、少し赤みを帯びた六面体または八面体の結晶。等軸晶系。条痕(じょうこん)色は灰黒。コバルトの鉱石。
き‐ごめ【生米】
精製していない米。玄米。黒ごめ。
きさご【細螺/喜佐古/扁螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内海の砂泥地に埋もれて群生する。貝殻は低円錐状で、殻径3センチくらい。殻表は青黒色にタイル状模様がある。肉は食用、殻はおはじき・貝細工などに使う。きしゃご。ぜぜがい。《...
き‐ささげ【木豇豆】
ノウゼンカズラ科の落葉高木。樹皮は黒褐色、葉は大きく、キリの葉に似る。夏、漏斗状で先の5裂した淡黄色の花を円錐状につける。実は秋にでき、ササゲに似て細長い。中国の原産。楸(ひさぎ)。きささぎ。《...
き‐したば【黄下翅】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張7センチくらい。前翅は波状紋のある灰黒色で、後ろ翅は黄色地に黒褐色の帯がある。幼虫はフジ・クヌギなどの新葉を食べ、成虫は夏にみられる。
き‐しつ【気質】
1 気だて。気性。かたぎ。「母方から流れる芸術家の—」 2 中国で、万物を構成する物質である気によって形成される物の性質。特に宋(そう)学では、人間がそれぞれ別にもつ身体的、精神的な性質をいう。...
き‐じ【棋峙】
[名](スル)盤上の碁石が黒白相対するように、英雄などが割拠して相対していること。
き・せる【着せる】
[動サ下一][文]き・す[サ下二] 1 衣服などを身につけさせる。「着物を—・せてもらう」 2 上からかぶせる。「銀台に金を—・せる」「歯に衣(きぬ)を—・せぬ批評」 3 他に押しつけ負わせる。...