べっこう‐とんぼ【鼈甲蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体長4センチくらい。体色は、羽化後は黄褐色、ついでオリーブ色に変じ、老熟すると茶褐色になる。4枚の翅(はね)のそれぞれ3か所にべっこう色の紋がある。低湿地の池沼にすむ。第二次大戦...
べっこう‐ばえ【鼈甲蠅】
双翅(そうし)目ベッコウバエ科の昆虫。体長2センチくらいで、全体に黄褐色。翅(はね)に数個の黒褐色の紋がある。森林にすみ、樹液や糞(ふん)などに集まる。
べっこう‐ばち【鼈甲蜂】
1 膜翅(まくし)目ベッコウバチ科の昆虫。体長約2.5センチ、体は黒色で頭と胸に黄褐色の紋があり、翅は黄褐色。雌はコガネグモなどを狩る。 2 膜翅目ベッコウバチ科の昆虫の総称。体は黒色に赤褐色や...
べつ【鼈】
スッポンのこと。
べつ‐かん【鼈羹】
すった山の芋に小麦粉・小豆粉・砂糖などを練り合わせて蒸し、亀甲(きっこう)形に切った餅菓子(もちがし)。もと、禅家の間食用。
鼈(べつ)人(ひと)を食(く)わんとして却(かえ)って人(ひと)に食(く)わる
《鼈(べつ)はスッポンの意》自分の力も考えないで人を害しようとして、かえって自分が災いを受けることのたとえ。