チャンゴ【杖鼓】
《(朝鮮語)》⇒チャング
ちらし‐だいこ【散らし太鼓】
《客を散らし帰すところから》興行の終わったときに鳴らす太鼓。追い出し。打ち出し太鼓。
つづみ【鼓】
１ 古く日本で、中空の胴に皮を張って打ち鳴らす楽器の総称。 ２ 中央が細くくびれた木製の胴の両端に皮を当てて、ひもで締めた打楽器。能楽・歌舞伎囃子(ばやし)などの大鼓・小鼓、雅楽の三の鼓などがあ...
つり‐だいこ【釣太鼓】
雅楽用の太鼓の一。主に管弦合奏に用いる。鼓胴の厚さ約12センチ、鼓面の直径約60センチの扁平形で、円形の木の枠につるし、2本の桴(ばち)で打つ。楽太鼓(がくだいこ)。
て‐つづみ【手鼓】
撥(ばち)を用いないで手で打ち鳴らす鼓。特に、能楽や長唄囃子の小鼓。
てん‐く【天鼓】
仏語。忉利天(とうりてん)の善法堂にあり、打たなくても自然に妙音を発するという太鼓。仏の説法にたとえる。
てん‐こ【天鼓】
天上界で鳴るというつづみ。雷鳴のこと。かみなり。
てんこ【天鼓】
謡曲。四番目物。少年楽人の天鼓は天から授かった鼓を帝に献上するのを拒み、呂水に沈められ殺される。その後、鼓は鳴らなくなるが、天鼓の父が打つと妙音を発する。帝が哀れを感じて追善の管弦講を催すと、天...
でんでん‐だいこ【でんでん太鼓】
雅楽で使う振り鼓を小型にした形の乳児用の玩具。小さな太鼓に柄をつけ、左右に鈴や玉などのついたひもを垂らしたもの。柄を振ると玉などが太鼓に当たって鳴る。
とう‐こ【唐鼓】
⇒堂鼓(どうこ)
