しま‐りす【縞栗鼠】
リス科の哺乳類。体は黄褐色で背に黒い縦縞が5本ある。木によく登るが、巣穴は地中に掘る。朝鮮半島からシベリアにかけて分布、日本では北海道の山地にすむ。愛玩(あいがん)用に飼育される。
しゃ‐そ【社鼠】
人がみだりに手を出すことのできない神殿に巣くうネズミ。君側の奸臣(かんしん)をたとえていう語。「城狐(じょうこ)—」
しゅ‐そ【首鼠】
《穴から首を出して辺りのようすをうかがっている鼠(ねずみ)の意から》どうすべきか心を決めかねていること。ぐずぐずしていて態度が決まらないこと。
しろ‐なまこ【白海鼠】
シロナマコ科のナマコ。体長約10センチ。紡錘形をし、紅白色で半透明。北海道・東北の浅海の砂泥底にすむ。
しろ‐ねずみ【白鼠】
1 毛が白いネズミ。福の神の大黒(だいこく)の使者といわれ、古来吉兆とされた。 ㋐ドブネズミの飼養白変種。動物実験用。だいこくねずみ。ラッテ。 ㋑ハツカネズミの飼養白変種。マウス。 2 《福の神...
じ‐ねずみ【地鼠】
トガリネズミ科の哺乳類。体長8センチ、尾長6センチくらいで、灰褐色。ネズミに似るが、吻(ふん)がとがる。ほぼ日本全域に分布し、森林・草地・畑などにすみ、昆虫・ミミズなどを食べる。夜行性。近縁種は...
じゃこう‐ねずみ【麝香鼠】
トガリネズミ科の哺乳類。ジネズミに似て、吻(ふん)が長い。体側の臭腺から悪臭を出す。東南アジアに分布。日本では鹿児島・沖縄などでみられる。
じょうこ‐しゃそ【城狐社鼠】
《「晋書」謝鯤伝から。城にすむ狐(きつね)と社(やしろ)にすむ鼠(ねずみ)を除くためには、城や社を壊さなければならず、手を下しがたいところから》主君のそばに仕えている、よこしまな家来。また、それ...
すな‐ねずみ【砂鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長11〜13センチ。体毛は灰色。中国・モンゴルの砂漠・草原などに群れでトンネルを掘ってすむ。動物実験に使われる。ジャービル。
せき‐そ【石鼠/碩鼠】
昆虫ケラの別名。