りゅう‐たん【竜胆】
1 リンドウの根および根茎。漢方で健胃薬などに用いる。 2 「りんどう(竜胆)」に同じ。「山吹の打ちたる黄なる表著(うはぎ)、—の唐衣なり」〈栄花・布引の滝〉
りゅう‐だい【竜大】
「竜谷大学」の略称。
りゅう‐だい【竜戴/竜台】
《「りゅうたい」とも》能のかぶり物の一。冠に、皮を竜の形に切り抜いて彩色した立物(たてもの)を立てたもの。竜神の役に用いる。
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智に伝えたといわれる。
りゅう‐てい【竜蹄】
すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。竜馬(りゅうめ)。りょうてい。「宣旨をかうぶり—をさしむけらる」〈浄・用明天王〉
りゅう‐てき【竜笛】
雅楽用の竹製の横笛。長さ約40センチ、内径約1.3センチ、指孔7個で、大きさ・音色とも神楽笛と高麗笛(こまぶえ)の中間。唐楽・催馬楽(さいばら)などに用いる。横笛(おうてき)。りょうてき。
りゅう‐とう【竜灯】
1 夜、海上に光が連なって見える現象。竜神が神仏にささげる灯火と言い伝えられるところからの名。不知火(しらぬい)。《季 秋》 2 神社に奉納する灯火。
りゅう‐とう【竜頭】
「りょうとう(竜頭)」に同じ。
りゅうとう‐き【竜灯鬼】
奈良興福寺所蔵の、天灯鬼と一対をなす彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。胴体に竜がからみ、頭上に灯籠をのせる。
りゅうとう‐げきしゅ【竜頭鷁首】
⇒りょうとうげきしゅ(竜頭鷁首)