える【得る】
[動ア下一][文]う[ア下二] 1 努力して自分のものにする。手に入れる。獲得する。「利益をえる」「信頼をえる」「承認をえる」 2 納得する。理解できる。悟る。「要領をえない質問」「よくその意を...
おこ・す【遣す/致す】
[動サ下二] 1 よこす。届けてくる。「講師、もの、酒—・せたり」〈土佐〉 2 (動詞の連用形に付いて)その動作が自分の方へ及ぶことを表す。こちらへ…する。…してくる。「空合はせ(=夢判断)に...
か・う【交う】
[動ワ五(ハ四)](動詞の連用形に付いて)互いに…する、…して擦れ違う、の意を表す。「呼び—・う」「行き—・う」 [動ハ下二]入れ違いにする。さしかわす。「天の川夜舟を漕ぎて明けぬとも逢はむ...
か・つ
[動タ下二] 1 できる。耐える。「淡雪(あはゆき)のたまれば—・てにくだけつつわが物思ひのしげき頃かな」〈古今・恋一〉 2 (動詞の連用形に付いて)…できる。…に耐える。「玉くしげみもろの山の...
かつ‐よう【活用】
[名](スル) 1 物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。「学んだ知識を—する」「資料を—する」 2 文法で、語がその用法の違いによって体系的に語形変化をすること。...
かつよう‐けい【活用形】
国語の用言(動詞・形容詞・形容動詞)や助動詞が活用してとる種々の語形。一般に、文語文法では、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形の6種、口語文法では未然形・連用形・終止形・連体形・仮定...
がてり
[接助](動詞の連用形に付く)「がてら」に同じ。万葉集にのみみられる。「能登の海に釣りする海人(あま)のいざり火の光にいませ月待ち—」〈万・三一六九〉
が‐もの
[連語]《「が」は格助詞》 1 (動詞の連体形+「がものはない」の形で)…するに値しない、…する必要はない、の意を表す。「そんなものは宅(うち)でできる。金を出して頼む—はない」〈漱石・道草〉 ...
きた・る【来る】
[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》 1 やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」 2 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱...
くつ‐がえ・る【覆る】
[動ラ五(四)] 1 ひっくり返る。裏返る。転覆する。「—・った船体」 2 倒れ滅びる。「政権が—・る」 3 それまで正しいものとされてきた考え方や決定が根本から変えられる。「最高裁で判決が—・...