しっ【𠮟】
[感] 1 人を静かにさせようとする際に発する声。「—、静かに!」 2 寄ってくる動物などを追い払うときに発する声。「—、あっちへ行け」
しっ‐しっ【𠮟𠮟】
[感] 1 家畜などを追い進めるとき、また、追い払うときなどに発する語。 2 騒がしいのを静めるときに発する語。
しっ・する【𠮟する】
[動サ変][文]しっ・す[サ変]しかる。「堕落した心の状態を—・しても見た」〈花袋・田舎教師〉
しっ‐せい【𠮟声】
しかる声。また、しかる言葉。「—が飛ぶ」
しっ‐せい【𠮟正】
他人の書いた文章の欠点などを遠慮なく指摘して訂正させること。詩文の添削や批評を願うときに用いる語。「ご—を賜わる」
しっ‐せき【𠮟責】
[名](スル)他人の失敗などをしかりとがめること。「部下をきびしく—する」
しっ‐た【𠮟咤/𠮟咜】
[名](スル)大声を張り上げてしかりつけること。また、しかりつけるようにして励ますこと。「見習いの職人を—する」「—激励」
しった‐げきれい【𠮟咤激励/𠮟咜激励】
[名](スル)大きな声で励まし、元気づけること。「監督が選手を—する」
しつ【𠮟】
[常用漢字] [音]シツ(漢) [訓]しかる しかる。「𠮟正・𠮟声・𠮟責・𠮟咤(しった)」
そく【𡑮/即/則】
⇒乾漆(かんしつ)2