あお‐び【青火】
鬼火。幽霊火。燐火(りんか)。
あお‐びかり【青光り】
[名](スル)青く光ること。また、青色を帯びた光や光沢。「—する鉱石」
あお‐びゆ【青莧】
ヒユ科の一年草。道端に生え、高さ1〜2メートル。葉はひし形に近い長卵形。夏の終わりに、緑色の小花を穂状につける。熱帯アメリカ原産で、日本には明治時代に渡来。あおげいとう。
あお‐びょうし【青表紙】
1 青い色の表紙。特に、濃紺の染め紙を用いた表紙。 2 《表紙の色から》 ㋐儒学の経書(けいしょ)。 ㋑浄瑠璃のけいこ本。 ㋒青表紙本。 ㋓青本。
あおびょうし【青標紙】
江戸時代、武家の制規・法令集。2編。大野広城著。前編は天保11〜12年(1840〜41)刊。武家諸法度・御定書をはじめ、軍役・衣服など、武家に必要な規則を記したもの。
あおびょうし‐ぼん【青表紙本】
藤原定家による源氏物語の校訂本。また、その系統の諸本。
あお‐びょうたん【青瓢箪】
1 初秋の、まだ熟していない青いヒョウタン。青ふくべ。青ひさご。 2 やせて顔色の青白い人をあざけっていう語。うらなり。青箪(あおたん)。
あお‐び・れる【青びれる】
[動ラ下一][文]あをび・る[ラ下二]青みを帯びる。青くなる。「弱々しい星影が七つ八つ—・れて瞬いていた」〈啄木・鳥影〉