あおに‐よし【青丹よし】
[枕] 1 「奈良」にかかる。奈良坂で顔料の青土を産したところからという。「—奈良の都は」〈万・三二八〉 2 「国内(くぬち)」にかかる。「—国内ことごと見せましものを」〈万・七九七〉
あお‐ぬた【青饅】
芥子菜(からしな)をすりつぶし、酒かす・味噌・酢を加えてすり合わせ、魚や野菜をあえたもの。また、ゆでた芥子菜や浅葱(あさつき)を酢味噌であえたもの。早春の料理。《季 春》
あおね‐おんせん【青根温泉】
宮城県、蔵王山の東麓にある温泉。泉質は単純温泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉。仙台藩伊達家の湯治場であった。
あお‐ねぎ【青葱】
⇒葉葱
あおねこ【青猫】
萩原朔太郎の詩集。大正12年(1923)刊。人生の不安定さ、無為と倦怠(けんたい)の情をうたっている。
あおの【青野】
姓氏の一。 [補説]「青野」姓の人物青野季吉(あおのすえきち)青野聡(あおのそう)
あお‐のうれん【青暖簾】
紺色に染めたのれん。近世、上方の遊里で局女郎(つぼねじょろう)という下等な遊女のいる門口に掛けた。あおのれん。
あお‐の‐きょうかい【青の教会】
《Modrý kostolík》スロバキア共和国の首都ブラチスラバにある聖アルジュベタ教会の通称。ハンガリー王女の聖エルジェーベトの生誕700年を記念し、20世紀初頭に建造。ハンガリーの建築家レ...
あお‐の・く【仰のく】
[動カ五(四)]あおむく。「大きく—・いて伸びをする」
[動カ下二]「あおのける」の文語形。
あお‐のけ【仰のけ】
「あおむけ」に同じ。「—に、死んだようになって」〈藤村・春〉