あき‐つ‐みかみ【現つ御神】
「現(あき)つ神」に同じ。「かけまくもかしこき—と大八島国知ろしめす天皇命(すめらみこと)」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉
あきづ【秋津】
奈良県吉野郡宮滝付近の古称。奈良時代に吉野離宮のあった所。「吉野の園の花散らふ—の野辺に」〈万・三六〉
あきづき【秋月】
福岡県朝倉市北部の地名。もと秋月藩の城下町。
あきづき‐の‐らん【秋月の乱】
明治9年(1876)10月、旧秋月藩士、宮崎車之助(みやざきしゃのすけ)らが起こした反乱。政府の対韓政策を批判して、熊本の神風連(じんぷうれん)の乱に呼応して挙兵したが、小倉鎮台兵に鎮圧された。
あき‐づ・く【秋付く】
[動カ四]秋の気配が感じられるようになる。秋めく。「—・けば尾花が上に置く露の消(け)ぬべくも我は思ほゆるかも」〈万・一五六四〉
あき‐て【明き手/空き手】
1 《ふだん使わずあいている手の意から》左手。また、左のほう。「おもしろし—の方へ松が見え」〈柳多留・二三〉 2 用を割り当てられずに、手があいていること。また、手のあいている人。手あき。「—の...
アキテーヌ【Aquitaine】
フランス南西部、ヌーベル‐アキテーヌ地方の中心地域。ビスケー湾奥、スペインと国境を接している。地方政府のあるボルドーを中心にブドウ栽培・ワイン製造が盛ん。ほかに航空機産業も発展している。
あき‐でみず【秋出水】
秋の大水。《季 秋》「音も無く殖えて悲しや—/虚子」
あき‐ない【商い】
1 売り買いすること。商売。「小口の—」 2 売り上げ。「—が少ない」
あきない‐がみ【商い神】
商人の守り神。恵比須(えびす)。