こと‐おとこ【異男】
ほかの男。夫以外の情人である男。他(あだ)し男。「別当が妻、—にかたらはれて、跡を晦(くら)うして失(うせ)ぬ」〈宇治拾遺・三〉
経済(けいざい)は見(み)えざる手(て)によって動(うご)く
《アダム=スミスの経済理論から》最小の労力で最大の欲望を満たそうとする人びとの欲求が、神の力によって社会に利益と調和をもたらす。
こてん‐がくは【古典学派】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、アダム=スミスやリカードを中心にして成立した英国の経済学派。自由主義思想を基礎にすえて、資本主義経済を自律性ある再生産の体系として把握。古典派経済学。正統学派。
こと‐おんな【異女】
ほかの女。妻以外の情人である女。他(あだ)し女。「—に思ひつきて、思ひ出でずなり侍りにけり」〈後拾遺・雑中・詞書〉
さと‐しり【里知り】
遊里の事情によく通じていること。また、その者。「この—の名取川、世をあだ波に濡るるにや」〈浄・吉野忠信〉
差(さ)し取(と)り引(ひ)き詰(つ)め
「差し詰め引き詰め」に同じ。「矢束ねくつろげ矢継早、—徒(あだ)矢もなく雨の如くに射懸くれば」〈浄・蝉丸〉
さか‐あいさつ【酒挨拶】
酒を出して客をもてなすこと。「—の客ぶりのよきも過ぎてはあだとなる」〈浄・堀川波鼓〉
さくら【桜】
1 バラ科サクラ属サクラ亜属の落葉高木の総称。日本の代表的な花として、古来、広く親しまれている。ヤマザクラ・サトザクラ・オオシマザクラなど種類は多く、園芸品種も多い。現在多く植えられているのはソ...
こん‐めい【渾名/諢名】
「あだな(渾名)」に同じ。
こと‐ごころ【異心】
1 ほかの事を思うこと。別の考え。他意。「—なくて、夜を昼になしてなむ、急ぎまかで来し」〈宇津保・吹上上〉 2 ほかの人を思う心。ふたごころ。あだしごころ。浮気心。「年ごろ—なくて過ぐし給へるな...