こころ‐の‐はな【心の花】
1 変わりやすい心を、花の散りやすいことにたとえた語。あだ心。「うつろふ人の—になれにし年月を思へば」〈徒然・二六〉 2 美しい心を、花の美しさにたとえた語。「われも卑しき埋もれ木なれども、—の...
こてん‐がくは【古典学派】
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、アダム=スミスやリカードを中心にして成立した英国の経済学派。自由主義思想を基礎にすえて、資本主義経済を自律性ある再生産の体系として把握。古典派経済学。正統学派。
こと‐おとこ【異男】
ほかの男。夫以外の情人である男。他(あだ)し男。「別当が妻、—にかたらはれて、跡を晦(くら)うして失(うせ)ぬ」〈宇治拾遺・三〉
こと‐おんな【異女】
ほかの女。妻以外の情人である女。他(あだ)し女。「—に思ひつきて、思ひ出でずなり侍りにけり」〈後拾遺・雑中・詞書〉
こと‐ごころ【異心】
1 ほかの事を思うこと。別の考え。他意。「—なくて、夜を昼になしてなむ、急ぎまかで来し」〈宇津保・吹上上〉 2 ほかの人を思う心。ふたごころ。あだしごころ。浮気心。「年ごろ—なくて過ぐし給へるな...
コルドバ【Córdoba】
スペイン南部、アンダルシア州の都市。グアダルキビル川沿いに位置する。古代ローマ時代から栄え、中世にはムーア人の後ウマイヤ朝の首都となり、アブド=アッラフマーン3世の治世下で最も隆盛した。ローマ...
こん【渾】
[人名用漢字] [音]コン(漢) 1 にごる。「渾濁」 2 (「混」と通用)一つにまじりあう。「渾然・渾沌(こんとん)」 3 すべて。全部の。「渾身」 4 大きい。「雄渾」 [難読]渾名(あだな)
こん‐めい【渾名/諢名】
「あだな(渾名)」に同じ。
コーラー【caller】
1 スクエアダンスで、次の動作の指示を出す人。 2 パラスポーツで、競技選手にさまざまな指示を出す人。 ㋐ブラインドサッカーで、相手のゴール裏に立ち、オフェンスの選手にゴールまでの距離や角度を伝...
ごたいへいきしろいしばなし【碁太平記白石噺】
浄瑠璃。時代世話物。11段。紀上太郎(きのじょうたろう)・烏亭焉馬(うていえんば)・容楊黛(ようようたい)合作。安永9年(1780)江戸外記座初演。由井正雪の事件に、父を殺された姉妹のあだ討ち事...