うわ‐の‐そら【上の空】
[名・形動] 1 他の事に心が奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。「—で人の話を聞く」 2 天空。空中。そら。「山の端の心もしらで行く月は—にて...
うわ‐がき【上書(き)】
[名](スル) 1 封書・書物・箱などの表面にあて名・表題・名称などを書くこと。また、その文字。表書き。「荷物に—する」 2 コンピューターのファイルや記録メディアにデータを記録する際、もとのデ...
えい‐ざま【永様】
《「えいさま」とも》あて名の下に書く「様」という字の旁(つくり)の下部を、楷書(かいしょ)で正しく「永」と書いた「樣」の字。相手を最も尊敬した書き方とされる。→次様(つぎざま) →美様(びざま)...
えき‐どめ【駅止(め)/駅留(め)】
鉄道で運ばれる荷物を、あて先まで配達しないで、着駅で受取人に渡すようにした扱い。「—荷物」
え・う【酔ふ】
[動ハ四]《「よ(酔)う」の古形》 1 酒気が回る。「さばかり—・ひ給へる御心地にも」〈紫式部日記〉 2 気分が悪くなる。「かくの如くして行く程に、三人ながら—・ひぬれば」〈今昔・二八・二〉 3...
えい‐とう
[副] 1 せっせと仕事にはげむさま。「—働きゃ随分楽の出来る所だ」〈伎・四千両〉 2 芝居で客がどんどん詰めかけるさま。祝うために、久しくの意の「永」と、芝居が当たる意の「当」をあてて「永当...
エル‐プエンテ【El Puente】
中央アメリカ、ホンジュラス西部にあるマヤ文明の遺跡。コパン遺跡の北東約50キロメートル、グアテマラとの国境近くに位置する。1930年代に発見。1980年代に日本の援助により発掘調査が進められ、考...
エレウシス【Eleusis】
《「エレフシス」とも》現在のアテネの北西にあった古代都市。豊作の女神デメテルとその娘ペルセフォネ(別名コレー)の密儀が行われた神殿の遺跡が残る。
おん‐がな【音仮名】
万葉仮名のうち、字の意味とは無関係にその漢字の音を借りて日本語の音節にあてたもの。「島」を「志麻」、「時」を「登岐」と書く類。字音仮名。⇔訓仮名。
おぼえ‐がき【覚(え)書(き)】
1 忘れないように書き留めておくこと。また、その文書。メモ。備忘録。覚え。 2 条約に付帯した、あて名も署名もない略式の外交文書。条約の解釈・補足、また、自国の希望・意見を述べたもの。外交使節の...