あら‐やま【荒山】
険しく、人けのない寂しい山。
あら‐ゆ【新湯】
沸かしたばかりで、まだ人が入っていない風呂。さらゆ。「—は年寄りには毒だ」
あら‐ゆる
[連体]《動詞「あり」の未然形+上代の可能の助動詞「ゆ」の連体形から。ありうる、の意》あるかぎりの。すべての。「—角度から検討する」「—可能性」 [補説]古く「所有」「所在」などと書いた。
あら‐よ【荒世】
6月・12月の大祓(おおはらえ)のとき、神祇官から天皇の贖物(あがもの)として献じた衣服の一。あらよのみそ。⇔和世(にこよ)。
あら‐よ【荒節】
祓(はらえ)の式の節折(よおり)の儀で、天皇の身長を測る竹の一。⇔和節(にこよ)。
あらよっ‐と
[感]ある動作を行うときに発する語。掛け声や囃子詞(はやしことば)としても用いられる。「—、一丁上がり」
アララ【ALARA】
《as low as reasonably achievable》国際放射線防護委員会が1977年の勧告で示した放射線防護の基本的な考え方を示す概念で、「合理的に達成可能な限り低く」を意味する略...
あら‐ら
[感]驚いたときなどに発する語。
あらら
[接頭]《「あらあら(粗粗)」の音変化》名詞に付いて、まばらなさまを表す。「—松」「彼方(おちかた)の—松原松原に渡り行きて」〈神功紀・歌謡〉
あら‐らか【荒らか】
[形動][文][ナリ]荒々しいさま。激しいさま。「声も—に呼ばわりました」〈芥川・邪宗門〉