ありま‐ふで【有馬筆】
有馬特産の筆。5色の絹糸で軸を巻き、内部に人形を仕込んである。有馬の人形筆。
ありま‐やま【有馬山/有間山】
有馬付近の山々の称。[歌枕]「しなが鳥猪名野(ゐなの)を来れば—夕霧立ちぬ宿(やどり)はなくて」〈万・一一四〇〉
ありま‐りゅう【有馬流】
剣術の流派の一。室町末期に有馬乾信(もとのぶ)が興したといわれる。有馬神道流。
ありみね‐こ【有峰湖】
富山県南東部、常願寺川の支流和田川上流にある人造湖。発電用有峰ダムの建設によりせき止められてできた貯水池。面積5.1平方キロメートル、最大貯水量2.2億立方メートル。湖畔にはキャンプ場がある。薬...
あり‐もどき【擬蟻/蟻擬】
外見がアリに似る甲虫。サツマイモに食い入るアリモドキゾウムシ、松の害虫を捕食するアリモドキカッコウムシなど。
あり‐もの【有り物】
ありあわせの物。「—のなかから、出来そうなもんを見つけて」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。あら。「—、いけねえ」 2 民謡などの囃子(はやし)詞。
ありゃ‐ありゃ
[感] 1 驚いたときに発する語。ありゃりゃ。 2 歌舞伎のかけ声。 ㋐捕り方が犯人をおどかすためのかけ声。 ㋑荒事で、大勢が主役に対してかける声。
ありゃ‐こりゃ
[名・形動]《「あれやこれや」の意から》あべこべ。反対。「—に人の前にすえた膳」〈藤村・夜明け前〉
ありや‐なしや【有りや無しや】
[連語] 1 あるかないか。あるかないかわからないくらい目立たないさま。「—の細かい模様」「入り日のなかに立つけぶり—とただほのか」〈佐藤春夫・海べの恋〉 2 真実であるかないか。「人の心の—は...