あわ‐ぶき【泡吹】
アワブキ科の落葉高木。本州以西の山地に自生。葉は長楕円形で、縁にぎざぎざがある。夏、白い小花が群がって咲く。枝を燃やすと切り口から泡が出る。
あわ‐ぶく【泡ぶく】
《「泡吹く」の意から》口から出す、つばの泡。また、水の泡。あぶく。
あわぶね‐がい【泡舟貝】
カリバガサガイ科の巻き貝。潮間帯にみられ、貝殻は灰白色の平たい楕円形。殻の内面後方に隔壁があって、スリッパのようになっている。くるすがい。あわぶね。
あわ‐ぶろ【泡風呂】
⇒バブルバス
あわぼ‐ひえぼ【粟穂稗穂】
小正月行事の作り物の一。ヌルデの短い棒を削りかけにして粟穂に、そのままのものを稗穂に見立て、割り竹などに刺して門口・庭・畑などに飾り、豊作を祈るもの。
あわまる‐じけん【阿波丸事件】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)4月、連合国軍の安全の保障下に、日本占領地域の捕虜・抑留者への救済品輸送に当たっていた阿波丸が、帰路に台湾海峡で米国の潜水艦に撃沈された事件。
あわ・む【淡む】
[動マ下二]軽く扱う。疎んじる。「げに、かく—・められ奉るも」〈源・帚木〉
あわ‐めし【粟飯】
粟を炊いた飯。また、粟を米にまぜて炊いた飯。あわいい。《季 秋》
あわ‐もち【粟餅】
糯粟(もちあわ)を蒸してついた餅。糯米(もちごめ)をまぜたものもある。《季 秋》
あわ‐もり【泡盛】
沖縄特産の焼酎(しょうちゅう)。粟(あわ)または米を原料とする。無色透明。アルコール分が強い。造るときに、蒸留器から滴る成分が泡になって、器に盛り上がるところからの名という。《季 夏》「—や汚れ...