あわゆき‐むし【泡雪蒸(し)】
白身魚の切り身に泡立てた卵白をかけて蒸し、だし、または葛餡(くずあん)をかけた料理。
あわ‐よ・い
[形][文]あはよ・し[ク]《「あわい(間)よし」の音変化。中世・近世語》物事がうまくいくさま。都合がよい。「—・いぞと心得、すきまなくうってかかりけり」〈幸若・烏帽子折〉
あわ‐ようかん【粟羊羹】
練りようかんの一種で、糯粟(もちあわ)を主原料にしたもの。粟粒が全体に浮き出ている。
あわよく‐ば
[連語]《形容詞「あわよい」の未然形+接続助詞「ば」》運がよければ。よい機会が得られれば。うまくいけば。「—大金をせしめてやろう」
あわら
福井県北端の市。平成16年(2004)芦原(あわら)町、金津(かなづ)町が合併して成立。吉崎御坊(よしざきごぼう)や芦原温泉など観光資源に恵まれている。人口3.0万(2010)。
あわら‐おんせん【芦原温泉】
福井県あわら市にある温泉。泉質は塩化物泉。東尋坊(とうじんぼう)などへの観光基地。
あわら‐し【あわら市】
⇒あわら
あわれ【哀れ】
[名]しみじみ心に染みる感動、また、そのような感情を表す。 1 (「憐れ」とも書く)強い心の動き。特に悲哀・哀憐の感情。不憫(ふびん)と思う気持ち。「人々の—を誘った」「—をかける」「そぞろ—...
あわれっ‐ぽ・い【哀れっぽい】
[形] 1 哀れな感じを起こさせるさま。見るからに情けない。みすぼらしい。「—・い声で寄付を迫る」 2 他に対し、同情心を起こしやすい傾きにある。情にもろい。「慈悲深く、—・く、加之(しか)も律...
あわれなつじおんがくし【哀れな辻音楽師】
《原題、(ドイツ)Der arme Spielmann》グリルパルツァーの短編小説。1848年の作品。邦題は「ウィーンの辻音楽師」ともする。