とじ‐こ・む【綴じ込む】
[動マ五(四)] 1 とじて一つにまとめる。とじあわせる。「集めたパンフレットを—・む」 2 とじたものの中にあとからとじ入れる。「仕様書に図面を—・む」
とわ‐かわ
[副]《「とばかわ」とも》あわてるさま。せかせかするさま。とっぱかわ。「—かしこへ急ぎ行く」〈浄・先代萩〉
ときあけ‐もの【解(き)明け物】
綿入れの中綿を抜き取って袷(あわせ)や単(ひとえ)に仕立て直した着物。綿貫(わたぬき)。引解(ひきとき)。ときあけ。
どぎ‐どぎ
[副] 1 刃物の鋭利なさま。「触れて行くものは、忽ち両断されて了いそうな、—した刃(やいば)が」〈里見弴・大道無門〉 2 うろたえ、あわてるさま。どぎまぎ。「上人—し給ひ」〈浄・義経東六法〉
どう‐まる【胴丸/筒丸】
中世の鎧(よろい)の一。胴を丸く囲み、着用の際の引合(ひきあわせ)を右側に設けた歩卒用の簡便な鎧。活動に適すように草摺(くさずり)を8枚に分け、本来は袖や兜(かぶと)は具備されない。その機能と構...
どぎ‐まぎ
[副](スル)不意をつかれて、うろたえあわてるさま。「—と返答に窮する」「指名されて—する」
とき‐の‐うん【時の運】
その時々の運・不運のめぐりあわせ。「合格、不合格は—」
ときよ‐じせつ【時世時節】
その時その時の移り変わり。その時その時のめぐりあわせ。「これも—で、致し方がなかろう」〈広津和郎・風雨強かるべし〉
とし‐ぎり【年切り】
1 年によって、樹木の実がならないこと。幸運にあわないことのたとえ。としぎれ。「今までになどかは花の咲かずして四十年(よそとせ)あまり—はする」〈後撰・雑一〉 2 あることのために年数を限ること...
とじ‐あわ・す【綴じ合(わ)す】
[動サ五(四)]「綴じ合わせる」に同じ。「答案を—・して束にする」 [動サ下二]「とじあわせる」の文語形。