い‐かん【偉観】
りっぱな眺め。すばらしい光景。壮観。「超高層ビル群の—」
い‐かん【遺憾】
[名・形動]期待したようにならず、心残りであること。残念に思うこと。また、そのさま。「—の意を表する」「万—なきを期する」
いか◦ん
[連語]《動詞「い(行)く」の未然形に打消しの助動詞「ぬ」の付いた「いかぬ」の音変化》 1 ある動作が不可能であることを表す。できない。いかない。いかぬ。「無理に行くなと言うわけにも—◦ん」 2...
いかん‐が【如何が】
[連語]《「いかにか」の音変化》どうして。疑問文、反語文に用いる。「我が方とて心よせなる人々は—おろかなるべき」〈日蓮消息・高橋入道殿御返事〉
いかん‐せ‐ん【如何せん】
[連語] 1 どうしたらよかろうか。どうしようか。「夜の已に深更なるを—」〈織田訳・花柳春話〉 2 いい方法が見いだせないことを表す。残念にも。「家を建てたいが、—地価が高くて手が出ない」
いかん‐そく【維管束】
シダ植物と種子植物にあって、篩部(しぶ)と木部からなり、道管・仮道管・篩管などを含む組織の集まり。束状となって根・茎・葉を貫き、水や養分の通路となるほか、体を支持する。管束。
いかんそく‐しょくぶつ【維管束植物】
維管束をもつ植物。シダ植物と種子植物とが含まれる。
いかん‐そくたい【衣冠束帯】
《江戸時代、衣冠と束帯との区別をつけないでいった語》公卿の正装。
いかん‐ぞ【如何ぞ】
[連語]《「いかにぞ」の音変化。主に漢文訓読に用いる》 1 理由・手段などがわからない意を表す。どうして…か。「—勝(あ)げて言ふべけむや」〈三蔵法師伝承徳点〉 2 疑問を表す。どうして。なぜ。...
いかん‐とも【如何とも】
[連語](多くあとに打消しを表す語を伴って)どうにも。「これ以上は—しがたい」