ゆ‐しょう【油症】
ダイオキシン類のPCDFやPCBが混入した食用油を摂取した人に発症した中毒症。吹き出物・色素沈着などの皮膚症状や、全身倦怠感(けんたいかん)・しびれ・食欲不振などの症状を引き起こした。カネミ油症...
ユスポフ‐きゅうでん【ユスポフ宮殿】
《Yusupovskiy dvorets/Юсуповский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある宮殿。モイカ川に面するため、モイカ宮殿とも呼ばれる...
ゆせい‐かん【輸精管】
⇒精管(せいかん)
指(ゆび)汚(きたな)しとて切(き)られもせず
指が汚いからといって、切るわけにはいかない。肉親の者はどんな悪人でも、簡単に捨てられないというたとえ。
ユマニスト【(フランス)humaniste】
15〜16世紀のルネサンス期に、ギリシャ・ローマの古典の研究を通して、広く人間研究を目指した人たち。人間的なものへの愛情と努力と、人間をゆがめる制度や慣習への問いかけを続け、近代的人間観の基礎を...
弓(ゆみ)を引(ひ)・く
1 「弓を鳴らす」に同じ。 2 弓に矢をつがえて射る。弓を射る。 3 反抗する。背く。楯(たて)つく。「親会社に—・くわけにはいかない」 [補説]3の意味で、「弓矢を引く」とするのは誤り。
夢(ゆめ)かと許(ばか)り
夢ではないかと思うほど。思いがけないことに出会ったときなどに用いる。「受賞の知らせに—驚いた」
ゆめ‐どの【夢殿】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある法隆寺東院の正堂。天平11年(739)ころ行信の創建になる八角堂で、本尊の救世観音(くせかんのん)立像とともに国宝。
ゆ‐や【湯屋】
1 (「斎屋」とも書く)浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴(さいかいもくよく)あるいは休息するための建物。 2 料金を取って、入浴させる所。銭湯。風呂屋。
ゆらら
[副] 1 玉や鈴などが触れ合って鳴る音を表す語。ゆら。「手に巻ける玉も—に」〈万・三二四三〉 2 ゆったりしているさま。「神ならば—さららと降り給へいかなる神か物恥ぢはする」〈梁塵秘抄・二〉