みなみじゅうにこう【美南見十二候】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が品川芸者たちの姿を描いた揃物の美人画。大判2枚続きの12か月にまつわる錦絵で、12図の刊行が予定されていたとされるが、3月分から8月分までを2枚続き、9月分を1枚で...
ゆ‐みそ【柚味噌】
1 くりぬいたユズに味噌とユズの汁をまぜたものを入れ、焼いたもの。ゆがま。ゆずみそ。《季 秋》 2 「ゆずみそ1」に同じ。
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「桂林月宵(けいりんげっしょう)」...
まちのうた【街の歌】
ベートーベンのピアノ三重奏曲第4番の通称。変ロ長調。1798年の作。名称は、第3楽章の主題に、当時のウィーンで人気を博していた歌劇のアリアを用いたことに由来する。
ロードス【Rodos/Ρόδος/(英)Rhodes】
ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶロードス島の北東端に位置する都市。同島の中心地。古くから海上交通の要衝。また、ヘレニズム時代に世界七不思議の一として知られるコロッサス(太陽神ヘリオスの巨大な青銅像...
ローディ【Lodi】
イタリア北部、ロンバルディア州の都市。アッダ川沿いに位置し、中世より水路を整備し、同地域における農業の中心地になった。チーズの産地として有名。14世紀以降、ミラノのビスコンティ家、スフォルツァ家...
ロール‐ケーキ
《(和)roll+cake》薄く焼いたスポンジケーキに、ジャムやクリームなどを塗って巻いた洋菓子。切り口は渦巻き状になる。 [補説]英語ではjelly rollまたはSwiss roll
ローマのおんな【ローマの女】
《原題、(イタリア)La romana》イタリアの小説家、モラビアの小説。1947年刊。
ろくじゅうろく‐ぶ【六十六部】
法華経を66回書写して、一部ずつを66か所の霊場に納めて歩いた巡礼者。室町時代に始まるという。また、江戸時代に、仏像を入れた厨子(ずし)を背負って鉦(かね)や鈴を鳴らして米銭を請い歩いた者。六部...
ろう‐き【老騏/老驥】
《「騏」「驥」ともに千里を行く馬の意》 1 年老いた駿馬。 2 年老いた英傑。