ひとつ‐ひとつ【一つ一つ】
多くあるものの、それぞれ。副詞的にも用いる。ひとつずつ。いちいち。「—が思い出の品だ」「—丹念に調べる」
枚挙(まいきょ)に遑(いとま)がな・い
たくさんありすぎて、いちいち数えきれない。「同種の事例は—・い」
にく‐らし・い【憎らしい】
[形][文]にくら・し[シク] 1 気にさわって許しがたく思うさま。ひどくしゃくにさわるさま。にくい。「言い方がいちいち—・い」「私を捨てたあの人が—・い」 2 気にさわるほどすばらしい。にくい...
西(にし)と言(い)えば東(ひがし)と言(い)う
いちいち人と反対のことを言う。へそ曲がりであるたとえにいう。
つぶ‐よみ【粒読み】
1 一語ずつその意味を考えながら熟読すること。 2 並んでいる数字を一つずつ読むこと。「119」を「ひゃくじゅうきゅう」ではなく「いちいちきゅう」とする読み方。
しんけい‐しつ【神経質】
[名・形動] 1 情緒的に不安定で、わずかなことにも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。 2 細かいことまでいちいち気に病むさま。「見かけによらず—な男」「他人の評価に—になる」
大人(たいじん)は大耳(おおみみ)
徳の高いりっぱな人は、聞く態度も大らかで、小事をいちいち耳にとめないこと。
そ【疏】
[人名用漢字] [音]ソ(漢) ショ(呉) [訓]うとい うとむ さかん 1 水路を分けて通す。「疏水・疏通」 2 関係が分け離れる。うとくなる。「疏遠」 3 粗末な。「疏食(そし)」 4 事柄...
ちく‐いち【逐一】
順を追って、一つ残らず取り上げていくこと。何から何まで全部。いちいち。副詞的にも用いる。「事の—はあとで話そう」「留守中の出来事を—報告する」
注文(ちゅうもん)を付(つ)・ける
1 自分の希望や条件を相手に言う。「材料にいちいち細かく—・ける」 2 相撲で、有利な体勢に持ち込むために工夫した技を打つ。「立ち合いに—・ける」