さらし‐の‐あいかた【晒の合方】
歌舞伎下座音楽の一。地歌の「さらし」が江戸三味線音楽に取り入れられたもので、多くは鳴り物の「さらし」を伴って、歌舞伎舞踊の布ざらしの部分、荒事(あらごと)の立ち回りや幕切れなどに用いられる。
さや‐がた【紗綾形】
卍(まんじ)の形をくずしてつづり連ねた模様の名。紗綾の織り模様に多く用いられる。
ざり
[助動][ざら|ざり|ざり|ざる|ざれ|ざれ]《助動詞「ず」に動詞「あり」の付いた「ずあり」の音変化》活用語の未然形に付く。…ない。…ないでいる。「思ひつつぬればや人の見えつらむ夢と知りせばさめ...
さや【紗綾】
平織り地に、稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を斜文織りで表した光沢のある絹織物。中世末ごろから江戸初期にかけて多く用いられた。さあい。さあや。 [補説]語源は、ポルトガル語のsai...
さや【明/清】
[副] 1 (多く「に」を伴って用いられる)はっきりとしたさま。「足柄のみ坂に立して袖ふらば家(いは)なる妹は—に見もかも」〈万・四四二三〉 2 清らかにすがすがしいさま。「菅畳いや—敷きて」〈...
サラバンド【saraband/(フランス)sarabande】
17〜18世紀にヨーロッパで流行した緩やかな三拍子の舞曲。組曲の中の一曲としても用いられた。
ざ◦り
[連語]《係助詞「ぞ」に動詞「あり」が付いた「ぞあり」の音変化》(多くは「にざりける」の形で)指定・存在の意を強める意を表す。中古、和歌などに用いられた。「照る月の流るる見れば天の川出づるみなと...
さめ【鮫】
サメ目の軟骨魚の総称。体は細長く、背びれは通常2基あり、尾びれは上葉が長い。口は頭の下面にあり、えらあなは体側に5〜7対並ぶ。歯は常に新しいものが生えかわる。動物食。卵胎生が多いが、卵生・胎生の...
サロゲート‐ペア【surrogate pair】
ユニコードにおいて標準化された文字符号化方式、UTF-16で用いられる符号化の拡張方法。2バイトで定義された基本多言語面に含まれない拡張領域の文字を、2バイトのバイト列二つを組み合わせて、計4バ...
サルバドール‐だいせいどう【サルバドール大聖堂】
《Catedral Basílica Primacial São Salvador》ブラジル東部、バイーア州の都市サルバドールにある大聖堂。旧市街のジェズス広場に面する。17世紀後半に建造。聖堂...