イリス‐こん【イリス根】
《イリスは、(ラテン)Iris》ニオイイリス・ムラサキイリスなど、アヤメ科植物の根茎を乾燥させたもの。粉末にして歯磨きなどの香料や健胃剤とする。
いり‐すみ【入隅/入角】
1 壁・板など、二つの平面が出合った所の内側の隅(すみ)。⇔出隅。 2 ⇒入角(いりがく)
いり‐ずみ【煎り炭/炒り炭】
火にあぶって湿気をとり、火がつきやすいようにした炭。
いり‐たち【入り立ち】
1 ある場所に親しく出入りすること。「大将の君はいと、さしも—などし給はぬほどにて」〈源・蜻蛉〉 2 宮中の台盤所(だいばんどころ)に出入りを許されること。また、その人。簾中(れんちゅう)入り立...
いり‐た・つ【入り立つ】
[動タ四] 1 中にはいる。はいり込む。立ち入る。「京に—・ちてうれし」〈土佐〉 2 親しく出入りする。親密になる。「山の井の大納言は—・たぬ御兄(おんせうと)にても、いとよくおはすかし」〈枕・...
いり‐たまご【煎り卵/炒り玉子】
鶏卵を用い、調味料を加えて、煎りつけた料理。
いり‐だい【煎り鯛】
そぎ切りにした鯛の身と鯛の腹子とを、煎り酒と酢でさっと煮た料理。
いり‐だね【煎り種/炒り種】
米・糯粟(もちあわ)などを蒸して干し、さらに煎ったもの。おこし・落雁(らくがん)などの材料。
いり‐ちがい【入り違い】
1 「入れ違い2」に同じ。「小間使の出て行くと—に」〈風葉・青春〉 2 二つのものが互いに入り組んでいる形の紋。ちがい。「—葵(あおい)」
いり‐ちが・う【入り違う】
[動ワ五(ハ四)]互い違いになる。交差する。「サオガ—・ッテオル」〈和英語林集成〉 [動ハ下二]「いりちがえる」の文語形。