ごうじょっ‐ぱり【強情っ張り】
[名・形動]《「ごうじょうはり」の音変化》自分の考えを強く主張して他人の意見を聞き入れないこと。また、そういう人や、そのさま。意地っ張り。「—な性格」
ごうそ‐ふう【強麁風】
能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第八位(下三位の第二)の芸格。強く荒々しい芸風。→九位(きゅうい)
ごうほう‐たい【合胞体】
動物において、2個以上の核をもつ細胞。細胞分裂が不完全に行われた場合と、複数の正常な細胞が融合する場合がある。骨格筋の筋繊維形成、哺乳類の胎盤、ウイルス感染時の細胞融合などで生じる。シンシチウム。
ごう‐ゆう【豪雄】
[名・形動]なみはずれて強いこと。また、そのさまや、そういう人。「流石(さすが)の—も心のみ、矢たけに逸(はや)れども」〈竜渓・経国美談〉
ごう‐りき【強力/剛力】
[名・形動] 1 力が強いこと。また、そういう人や、そのさま。「—無双」 2 登山者の荷物を背負い道案内をする人。「富士山の—」 3 修験者に従って荷物を運ぶ下男。「いかにこれなる—、留(と)ま...
ごく‐どう【極道/獄道】
[名・形動] 1 悪事を行ったり、酒色や道楽にふけったりすること。身持ちが悪く、素行のおさまらないこと。また、そういう人や、そのさま。「—な亭主」「—の限りを尽くす」 2 素行の悪い人をののしっ...
ごく‐らく【極楽】
1 《(梵)Sukhāvatīの訳》仏語。阿弥陀仏の浄土。西方十万億土のかなたにあり、広大無辺にして諸事が円満具足し、苦患(くげん)のない、この上なく安楽な世界。浄土教の理想とする仏の国で、念仏...
ご‐こう【御幸】
上皇・法皇・女院(にょういん)の外出を敬っていう語。みゆき。→行啓 →行幸「一院もいそぎ六波羅へ—なる」〈平家・一〉
ごそ‐ごそ
[副](スル)質のかたい、こわばったものなどが触れ合う音を表す語。また、そういう音を立てて、しきりに物事をするさま。「押し入れの中を—(と)かき回す」「のりが効きすぎて浴衣が—(と)する」
ご‐ぞく【五族】
中国の、漢・満州・蒙古(モンゴル)・西蔵(チベット)・回紇(ウイグル)の5民族。