う‐さ【憂さ】
気持ちが晴れないこと。思うに任せない、つらい気持ち。「—を晴らす」
うさ【宇佐】
大分県北部の市。宇佐神宮がある。そうめんを産する長洲(ながす)は港町、本願寺別院のある四日市(よっかいち)は市場町として発達。古くは「菟狭」とも書いた。人口5.9万(2010)。
う‐さいかく【烏犀角】
インドサイまたはスマトラサイの鼻角。漢方で、はしか・脚気(かっけ)・解熱・毒下しなどに薬用する。犀角。
うさい‐たい【烏犀帯】
束帯の具で、石帯(せきたい)の一。銙(か)に烏犀角(うさいかく)を用いたもの。のちには牛の角を代用した。
うさぎ【兎】
ウサギ目ウサギ科の哺乳類の総称。ノウサギ類と、飼いウサギの原種であるアナウサギ類とに分けられる。体長40〜60センチのものが多く、一般に耳が長く、前肢は短く、後肢は長い。上唇は縦に裂け、上あごの...
うさぎ‐あみ【兎網】
ウサギを捕らえるために張る網。うさぎわな。
うさぎ‐うま【兎馬/驢】
《耳の長いところから》ロバの別名。
うさぎ‐がり【兎狩(り)】
野ウサギを捕ること。鉄砲で撃ったり、張った網などの中に追い込んで生け捕りにすることもある。《季 冬》「裏山に出て雪ありぬ—/野風呂」
うさぎ‐ぎく【兎菊】
キク科の多年草。本州中部以北の高山に生え、高さ約30センチ。茎や葉に毛がある。葉は長楕円形で対生。夏、黄色い大きな頭状花を1個開く。きんぐるま。
うさぎ‐こうもり【兎蝙蝠】
ヒナコウモリ科のコウモリ。体長4、5センチに対して3、4センチという長大な耳をもつ。昆虫を食べる。ヨーロッパ・アジアに分布し、日本では亜高山帯の森林に多い。