うそ
[接頭]《「うす(薄)」の音変化》名詞・形容詞・動詞などに付く。 1 薄い意を表す。「—霞(がすみ)」「—雲」 2 少し、少ない、の意を表す。「—黄」「—暗い」「—笑む」 3 なんとなく、どこと...
うそ【嘘】
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「—をつく」「この話に—はない」 2 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」 3 適切でないこと。望ましくないこ...
うそ【嘯】
口をすぼめて息を強く出すこと。また、口笛。うそぶき。「貝をも持たぬ山伏が—を吹かうよ」〈虎明狂・柿山伏〉
うそ【獺】
カワウソの別名。おそ。
うそ【鷽】
1 アトリ科の鳥。全長16センチくらい。頭は黒く、背は青灰色。雄はほおの辺りに淡紅色の部分がある。山地の樹林にすみ、フィーフィーと口笛を吹くような声で鳴く。うそどり。うそひめ。《季 春》「—なく...
うそ‐あま・い【うそ甘い】
[形]かすかに甘味があるさま。少し甘い。「—・イ物ヲ喰ラウタ上ナレバ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
うそ‐いつわり【嘘偽り】
意味の似た「偽り」を続けて「嘘」を強調した語。「—は申しません」
う‐そう【有相】
仏語。姿・形のあるもの。存在物。⇔無相。
う‐そう【迂叟】
[代]《「迂」は愚か、「叟」は老人の意》一人称の人代名詞。年寄りの男性が自分のことをへりくだっていう。
うそ‐うそ
[副] 1 落ち着きなく歩き回ったり見回したりするさま。うろうろ。きょろきょろ。「男は庭の真中に立って、—家の中を見廻していた」〈秋声・足迹〉 2 どことなくはっきりしないさま。間の抜けたさま。...