うら‐ごい・し【心恋し】
[形シク]心の中で恋しく思う。「—・しわが背の君はなでしこが花にもがもな朝な朝(さ)な見む」〈万・四〇一〇〉
うら‐ごう【裏甲】
神社・仏閣などで、軒先の茅負(かやおい)の上にのせる化粧板。
うら‐ごえ【裏声】
1 自然な発声法では出せない高音部を、技巧的に発声する声。ファルセット。→地声2 2 新内・清元・小唄などで、三味線の高い調子よりも低めて歌う声。
うら‐ごこう【裏後光】
《「裏御光」とも書く》⇒反薄明光線
うら‐ごし【裏腰】
袴(はかま)の腰板の裏につける布。
うら‐ごし【裏漉し】
[名](スル)枠に布や目の細かい網を張った篩(ふるい)状の調理器具を用い、その外底に材料をのせ、こしたり、かすを除いたり、つぶして細かくしたりすること。また、その器具。「—にかける」「ジャガイモ...
うら‐サイト【裏サイト】
企業・学校などの当事者が運営しているのではない非公式サイトのうち、対象への批判や、公にされていない情報などを含むもの。また特に、同じ学校の生徒同士が情報交換をする学校裏サイトをいう。→闇サイト
うら‐さく【裏作】
主目的とする作物を収穫したあと、次の作付けまでの期間を利用して他の作物を栽培すること。また、その作物。稲のあとに麦を植えるなど。後作(あとさく)。⇔表作。→二毛作
うら‐さびし・い【心寂しい/心淋しい】
[形][文]うらさび・し[シク]なんとなく寂しい。もの寂しい。こころ寂しい。「—・い冬木立」 [派生]うらさびしげ[形動]うらさびしさ[名]
うらさびしがわ【心淋し川】
西条奈加の連作短編小説集。江戸時代の、小さな川沿いの長屋に暮らす人々を描く全6作を収める。第164回直木賞受賞。