えもん‐ながし【衣紋流し】
蹴鞠(けまり)の余興の一。立ちながらからだをかがめて、一方の腕にのせた鞠を転がして後ろ襟から他方の腕に渡らせるもの。
えもん‐の‐じん【衛門の陣】
衛門府の官人の控え所。左衛門の陣は建春門に、右衛門の陣は宜秋門(ぎしゅうもん)の内にあった。
えもん‐の‐すけ【衛門佐】
衛門府の次官。
えもん‐ふ【衛門府】
律令制の官司の一。宮城諸門の警備、部署の巡検、行幸の先駆けなどにあたった。大同3年(808)左右衛士府(えじふ)に併合、弘仁2年(811)左右衛門府となった。職員は、多く検非違使(けびいし)を兼...
衣紋(えもん)を繕(つくろ)・う
衣服・装束に乱れがないよう心を配る。また、衣服の着崩れを整える。「須賀は—・って、…すたすたと歩き出した」〈円地・女坂〉