いちだい‐としより【一代年寄】
大相撲で、功績の特に大きかった力士に対して、日本相撲協会から本人1代に限り与えられる年寄の資格。
いちり‐づか【一里塚】
1 主要な街道に1里(約3.927キロ)ごとに築かれた塚。榎(えのき)・松などが植えられ、旅人のための里程標となった。 2 大きな仕事や目標へむかう過程での一つの段階。「遠大な計画の—ともなる事...
いちじ‐きょうせい【一次共生】
細胞内共生説において、太古の地球で生じたとされる、真核生物がバクテリアを取り込んだ共生。それらのバクテリアはやがてミトコンドリアや葉緑体になったと考えられている。→二次共生
いっしゅく‐いっぱん【一宿一飯】
一夜の宿と1回の食事を与えられること。通りがかりに立ち寄って世話になること。博徒(ばくと)などが用いた語。「—の恩義」
一矢(いっし)を報(むく)・いる
敵の攻撃に対して、矢を射返す。転じて、自分に向けられた攻撃・非難などに対して、大勢は変えられないまでも、反撃・反論する。
いちじょうじ‐さがりまつ【一乗寺下がり松】
京都市左京区にある松の木。江戸時代の剣術家宮本武蔵と吉岡流一門との、決闘の舞台として伝えられる。
いちぎ‐てき【一義的】
[形動] 1 それ以外に意味や解釈が考えられないさま。「—な結論を導く」 2 いちばん大切な意味をもっているさま。根本的。第一義的。「教育の—な目的」
いじょうじき‐モーメント【異常磁気モーメント】
量子力学で導かれる粒子の磁気モーメントの値と測定値に見られるずれ。電子の場合、ボーア磁子を単位として、1の値をもつはずだが、実際には0.116パーセント大きい。また、陽子と中性子の場合は核磁子を...
いずて‐ぶね【伊豆手船】
古く、伊豆国でつくられ、他国にもその技術が伝えられた船。いずてのふね。「防人(さきもり)の堀江漕ぎ出(づ)る—梶取る間なく恋は繁けむ」〈万・四三三六〉
いしょう‐の‐せい【帷牆の制】
君主が侍女や近臣に抑えられて、その力を発揮できないでいること。