そ‐しりょう【粗飼料】
牧草・野草・サイレージ・わらなど、粗繊維含量が高く、養分含量の低い飼料。主に反芻家畜(牛など)に与えられる。→濃厚飼料
そだ・つ【育つ】
[動タ五(四)] 1 生まれた生物が時間がたつにつれてしだいに大きくなり、成熟に向かう。成長する。生長する。「母乳で—・つ」「麦が—・つ」 2 鍛えられ、力を身につけて一人前になる。「若手の投...
そでふる‐やま【袖振山】
奈良県の吉野山の勝手明神の裏山。天武天皇が吉野宮で琴を奏して「少女(をとめ)ども少女さびすと唐玉を袂に纏(ま)きて少女さびすも」〈琴歌譜〉と歌うと、雲中に天女が現れて舞を舞い、五度袖をひるがえし...
ソドム【Sodom】
旧約聖書「創世記」に記されている都市名。死海南端付近にあったと伝えられ、その住民の罪悪のために、ゴモラの町とともに神の火に焼かれて滅びたという。罪悪に対する神の審判の例として、聖書にしばしば登場する。
ソドム‐さん【ソドム山】
《Mount Sodom》イスラエル東部、死海の南西岸にある山。死海からの高さは約230メートル。岩塩でできた山として知られる。「ロトの妻」と呼ばれる、女性の姿に似た塩柱があり、旧約聖書の創世記...
そのはち‐ぶし【薗八節】
浄瑠璃の流派の一。享保年間(1716〜1736)宮古路薗八が京都で創始、2世薗八(宮薗鸞鳳軒(みやぞのらんぽうけん))が大成した。哀艶な曲調で一時期流行したが、現在は古曲の一つに数えられている。...
ソフトウエア‐きき【ソフトウエア危機】
《software crisis》ハードウエアの急速な発展・普及にともなって、ソフトウエアの供給が需要に追いつかなくなるという予測。システムエンジニアやプログラマーなどの人的資源の不足が心配され...
ソフトウエア‐むせん【ソフトウエア無線】
ハードウエアではなくソフトウエアを変更することで、さまざまな通信方式に切り替えられる無線機。また、そのような無線通信システムのこと。容易に周波数や変調方式変えることができ、設計や検証をソフトウエ...
ソフト‐エラー【soft error】
1 LSIやRAMなど半導体素子のメモリー内の電荷が変化し、動作不良が生じること。多く、宇宙線などの放射線によって起こる。→ハードエラー 2 ⇒エス‐イー‐ユー(SEU)
ソフト‐パワー【soft power】
その社会の価値観、文化的な存在感、政治体制などが他国に好感を持って迎えられ、外交に有利に働くこと。米国ハーバード大教授ジョセフ=ナイの提唱。⇔ハードパワー。→スマートパワー