おおき‐おまえ【大御前】
身分の高い人の中でも年齢・地位が上のほうの人を敬っていう語。「—の御覧ぜざらむほどに」〈源・浮舟〉
大(おお)きくな・る
人や動植物が成長する。また、物事の規模や程度が次第に増す。「息子も—・ったものだ」「会社が—・る」
おおき‐さ【大きさ】
大きいこと。また、大小の度合い。「家具の—を調べる」
おお‐きさい【大后】
「おおきさき」の音変化。「—の、尚侍(ないしのかみ)を参らせ奉り給ひて」〈源・若菜上〉
おおきさい‐の‐みや【皇太后宮】
「こうたいこうぐう(皇太后宮)」に同じ。「—おはします方を」〈源・少女〉
おお‐きさき【大后/太后】
1 (大后)皇后。おおきさい。「—とせむ美人(をとめ)をまぎたまふ時」〈記・中〉 2 (太后)皇太后。おおきさい。「天皇(すめらみこと)—共に大納言藤原家に幸(いでま)す日に」〈万・四二六八・詞書〉
おお‐きたのかた【大北の方】
貴人の母の敬称。先代の正妻。大上(おおうえ)。「—といふさがなものぞ」〈源・若菜下〉
おお‐きたのまんどころ【大北の政所】
摂政・関白の母の敬称。おおまんどころ。
おお‐きど【大木戸】
1 《「大城戸(おおきど)」の意》大きな城門。 2 近世、国境や都市の出入り口に設けた関門。 3 近世、芝居小屋の木戸番の頭のこと。 4 大坂の遊郭、新町にあった東の大門(おおもん)。
おおきど‐もりえもん【大木戸森右衛門】
[1876?〜1930]力士。第23代横綱。兵庫県出身。本名、内田光蔵。生年は明治11年(1878)とする説もある。大阪相撲で吉田司家から免許を受けた二人目の横綱。引退後、年寄湊(みなと)。→第...