おく‐じ【憶持】
1 心に念じて思いとどめること。常に念頭に置いて忘れないこと。「僧、心経を—し、現報を得て、奇事を示す縁」〈霊異記・上〉 2 執念。また、思慮、分別。「衆徒の軍拝見して候ふに、誠に—もなく」〈義...
おくじた‐ぼいん【奥舌母音】
⇒後舌母音(こうぜつぼいん)
おく‐じま【奥縞】
《「奥」は遠い国、インドをさす》サントメ縞の一。紺地に赤色入りの縦縞の綿織物。
おく‐じゅしゃ【奥儒者】
江戸幕府の職名。将軍の侍講をつとめた儒者。林(はやし)家の世襲。
おく‐じょう【屋上】
1 屋根の上。 2 ビルなどで、屋根にあたる所を平らにつくり、利用できるようにした場所。「—のビアガーデン」
屋上(おくじょう)屋(おく)を架(か)す
屋根の上にさらに屋根を架ける。むだなことをするたとえ。屋下に屋を架す。
おくじょう‐ていえん【屋上庭園】
ビルの屋上に花壇・植え込み・噴水などを設けた所。空中庭園。ルーフガーデン。 [補説]書名別項。→屋上庭園
おくじょうていえん【屋上庭園】
文芸雑誌。明治42年(1909)創刊。明治43年(1910)2月発禁となり、終刊。同人は、北原白秋・木下杢太郎(もくたろう)・長田秀雄(ながたひでお)ら耽美派の詩人。
おくじょうのきょうじん【屋上の狂人】
菊池寛の戯曲。大正5年(1916)発表。狂人であることのほうが、かえって幸福ではないかとする人生への懐疑と皮肉を描く。
おくじょう‐りょっか【屋上緑化】
《「おくじょうりょくか」とも》建物の屋上を防水し、土を入れて植物を植え、緑をふやすこと。壁面緑化と併せて、美観の向上、ヒートアイランド現象の軽減、冬季の断熱効果向上という利点と、排水不良などの問...