お‐つけ【御付け/御汁】
1 《女房詞から。本膳(ほんぜん)で飯に添えて出すところから》吸い物の汁。おつゆ。 2 特に、味噌汁。おみおつけ。「—の実」
みそ‐しる【味噌汁】
野菜・豆腐・海藻・貝などを実にして、だし汁に味噌を溶かした汁物。おみおつけ。
感(かん)に堪(た)・える
《「感に堪えない」を打消しの語を伴わないで用いたもの》「感に堪えない」に同じ。「味噌汁(おつけ)を装う白々とした手を、—・えて見て居たが」〈鏡花・婦系図〉
はか◦す【佩かす】
[連語]《動詞「は(佩)く」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》腰におつけになる。「大雀命(おおささぎのみこと)の—◦せる御太刀(みたち)」〈記・中〉
おみ‐おつけ【御味御汁】
《「おみ」は味噌の意の、「おつけ」は吸い物の汁の意の女性語》味噌汁をいう美化語。