御手(おて)を上(あ)・げる
(「御手を上げられい」「御手をお上げください」などの形で)手をついて丁寧なあいさつをされては恐縮である、の意。「是はまずまず—・げなすって」〈円朝・真景累ヶ淵〉
お‐てん【汚点】
1 物にぽつんとついた汚れ。染み。 2 不名誉な点。きず。「経歴に—を残す」
お‐てんき【御天気】
1 天気を丁寧にいう語。「—が怪しい」「—の日」 2 人の機嫌のよしあし。また、機嫌のよいこと。「おやじの—が変わらないうちに」
おてんき‐し【御天気師】
詐欺師の一。偽金などを路上に落としておき、通行人と二人で発見したように見せかけ、配分しようなどと口実を作ってその通行人の金品とすり替えて逃げ去るもの。晴天の日にするところからいう。
おてんき‐もの【御天気者】
「お天気屋」に同じ。
おてんき‐や【御天気屋】
《天気は、その時その時で変わるところから》機嫌や気分の変わりやすい人。お天気者。
おてんとう‐さま【御天道様】
⇒おてんとさま(御天道様)
おてんと‐さま【御天道様】
《「おてんとうさま」とも》 1 太陽を敬い親しんでいう語。 2 天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。「悪いことをすれば—に筒抜けだ」「—に恥じない行動」
お‐てんば【御転婆】
[名・形動]若い女性が、恥じらいもなく、活発に行動すること。また、そのさまや、そのような娘。おきゃん。「—な少女」→転婆(てんば)