お
1 五十音図ア行の第5音。五母音の一。後舌の半閉母音。[o] 2 平仮名「お」は「於」の草体、片仮名「オ」は「於」の偏から変化したもの。
お
[感]驚いたときや急に気がついたときに発する語。あっ。「—、あれはなんだろう」
お
[助]⇒を[助詞]
お【オ】
「表」の意の符丁。和本など袋綴(ふくろと)じにした本の表ページにあたる紙面を示す。「十五丁オ」のように片仮名で書く。⇔ウ。
お【和】
⇒わ
お【嗚】
[音]オ(ヲ)(漢) 悲しんだり泣いたりする声。また、悲しみ泣くこと。「嗚咽(おえつ)」 [難読]嗚呼(ああ)
お【小】
[接頭] 1 名詞に付く。 ㋐小さい、細かい意を表す。「—川」 ㋑語調を整えたり、表現をやわらげたりして、やさしい感じの意を表す。「言出(で)しは誰が言なるか—山田の苗代水の中淀にして」〈万・七...
お【尾】
1 動物のしりから細長く突き出た部分。魚の尾びれ、鳥の尾羽をいうこともある。しっぽ。「犬が—を垂れる」 2 ある物の後方から、細長く伸びたり垂れたりしたもの。「凧(たこ)の—」「彗星の—」 3 ...
お【峰/丘】
1 山の高い所。みね。尾根。「—の上に降り置ける雪し風のむたここに散るらし春にはあれども」〈万・一八三八〉 2 おか。「我が逃げのぼりし在(あり)—の榛(はり)の木の枝」〈記・下・歌謡〉
お【御】
[接頭]《「おん(御)」の音変化で、中世以降の成立》 1 名詞に付く。 ㋐尊敬の意を表す。相手または第三者に属するものに付いて、その所属、所有者を敬う場合と、敬うべき人に対する自己の物や行為に付...