かい‐つくろい【掻い繕ひ】
そばで世話をする人。特に、五節(ごせち)の舞姫の付添役の女房など。かしずき。「—ふたり、童(わらは)よりほかには、すべて入るまじと戸をおさへて」〈枕・九二〉
かい‐つくろ・う【掻い繕ふ】
[動ワ五(ハ四)]《「かきつくろう」の音変化》 1 服装の乱れなどを整える。また、威儀を正す。「襟を—・う」 2 整頓する。準備を整える。「矢をしきりに—・ひ—・ひ、甲(かぶと)の緒をこそしめた...
かい‐つけ【買(い)付け】
1 いつも買っていて、慣れていること。「—の店」 2 大量に物品を買い入れること。「木材の—に行く」
かい‐つけ【飼(い)付け】
1 えさをまいて、魚を誘い集めること。 2 鳥獣などを飼いならすこと。
かいつけ‐ぎょぎょう【飼(い)付け漁業】
回遊魚の通路に餌をまいてとどまらせ、漁獲する漁業。
かい‐つ・ける【買(い)付ける】
[動カ下一][文]かひつ・く[カ下二] 1 ふだんからよく買っている。買い慣れている。「いつも—・けている銘柄」 2 大量に買い込む。買い入れる。「原料を—・ける」
カイツ‐とう【カイツ島】
《Kayts Island》⇒ベラナイ島
かい‐つなぎ【買い繋ぎ】
1 品物がとぎれないように買うこと。 2 商品などの取引で売り約定をする一方、値上がりを見越して、先物市場で買い約定をすること。また、債券を保有する予定の人が、値上がりによる不利を避けるために、...
かいつぶり【鸊鷉】
1 カイツブリ科の鳥。全長26センチくらいで、体は丸く、硬い尾羽はない。夏羽は頭部・背面が黒褐色、ほおからくびが栗色で、くちばしの基部に黄色い部分がある。冬羽は灰褐色。湖や沼にすみ、潜水が得意で...
かい‐つま・む【掻い摘む】
[動マ五(四)](多く「かいつまんで」の形で用いる)要点を大ざっぱにとらえる。概括する。「—・んで言えば」