よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
荒れた宿にごろ寝をすること。「かかる—にならひ給はぬ心地も」〈源・東屋〉
よどがわ‐の【淀川の】
[枕]同音の「よど」にかかる。「—よどむと人は見るらめど」〈古今・恋四〉
よのなか‐ごこち【世の中心地】
世の中の人が多くかかる病気。流行病。疫病。よごこち。「—を病むと見えたり」〈今昔・一二・三五〉
よっ‐かか・る【寄っ掛(か)る】
[動ラ五(四)]「よりかかる」の音変化。「柱に—・る」
より‐そ・う【寄(り)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 もたれかかるように、そばへ寄る。「—・って歩く」 2 相手の気持ちを思いやって支える。「被災者に—・った政策」
よそ‐ぎ【余所着】
外出の衣服。余所行(よそゆ)き。「何処かへ外出するらしい—をして出かかるのと」〈犀星・性に眼覚める頃〉
より‐かか・る【寄(り)掛(か)る/凭り掛(か)る/倚り懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 からだをもたせかける。もたれかかる。「壁に—・る」 2 自分の力でなく、他を頼みにする。「権力に—・った発言」
よ・る【寄る】
[動ラ五(四)] 1 ある人・物やある所に向かって近づく。近寄る。「彼女のそばに—・る」「たき火の近くに—・る」 2 1か所に集まる。一緒になる。「親類が—・って相談する」「三人—・れば文殊の知...
よこ‐みち【横道】
1 本道から横に入る道。また、本道から分かれた道。わき道。 2 本筋からはずれた筋道。横筋。「話が—にそれる」 3 正しい道からはずれること。また、道理にはずれた事柄。邪道。「かかる事を言ひ出で...
らっ‐きょ【落居】
《「落ち居る」を音読みにした語》物事のきまりがつくこと。落ち着くこと。「事—してかかる謀(はかりごと)よと知りぬれば」〈花伝・七〉