わがいのち‐を【我が命を】
［枕］わが命長かれの意から、「長し」と同音を含む地名「長門(ながと)」にかかる。「—長門の島の小松原」〈万・三六二一〉
わぎもこ‐を【吾妹子を】
［枕］「吾妹子をいざ見む」「吾妹子を早見む」の意から、同音を含む地名「いざみの山」「早み浜風」にかかる。「—いざみの山を高みかも」〈万・四四〉 「—早み浜風大和なる」〈万・七三〉
わく‐ご【若子／若児】
年少の男子。また、若い男子を敬っていう語。「稲搗(つ)けばかかる我(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の—が取りて嘆かむ」〈万・三四五九〉
ロード‐バランシング【load balancing】
並列に運用している機器や通信回線にかかる負荷を均等に割り当てること。負荷分散。
わたり【辺り】
１ その付近。その辺一帯。近所。あたり。「ステッチン—の農家に」〈鴎外・舞姫〉 ２ 人や人々を漠然と指していう。「故づきて聞こゆる—はいとらうたげならむ人の」〈源・末摘花〉 ３ ある人のもとを婉...
わたし‐こみ【渡し込み】
相撲のきまり手の一。相手の太ももの外側を片手で引っ張り込むように抱え、反対側の肩または他の手で相手の上体を押し、もたれかかるようにして倒す技。
わた‐の‐そこ【海の底】
海の底。海底。「—沈(しづ)く白玉風吹きて海は荒るとも取らずは止まじ」〈万・一三一七〉 
［枕］海の極まるところの意から、「沖(おき)」にかかる。「—沖つ玉藻の」〈万・一二九〇〉
わざ‐わい【災い／禍／殃】
１ 人に不幸をもたらす物事。また、その結果である不幸な出来事。災厄。災難。「口は—の元」「—が降りかかる」 ２ 不快であること。多く、感動表現に用いる。「あな—や、かばかりの事をだにしそこなひ給...
わけ‐め【分け目】
１ 物を分けた境の所。「髪の—」 ２ 物事がどちらに決定するかの境目。わかれめ。「成否の—にさしかかる」「天下—の合戦」
わ‐ごう【和合】
［名］(スル) １ 仲よくなること。親しみ合うこと。「夫婦—の道」「家族が—する」 ２ 男女が結ばれること。結婚すること。 ３ まぜ合わせること。調合。また、まじり合うこと。「かかる因縁は—する...
